Tokyo HideOut

アラフォー外資系金融勤務のゲイHideが描く日常

Tinder - 過去への感傷(ラテン男)

出会い系アプリのTinderは、自分の過去へと誘う感傷的な旅だ。過去の男体験をフラッシュバックさせるキラーアプリ、山川出版社の世界史便覧よりも詳細な絵図で僕らの過去をえぐり目の前に晒す殺人アプリとも言えよう。 別れ際に別れたくなくて、かなり醜い言…

愛って、君って、

最近ゲイカップルYouTuberの幸せな日常を見て癒されることが多々ある。それは単純に人の幸せを見て楽しいという理由もあるし、彼らのVideoに映っていない日常での様子に想像をして、この人達はどんな時間を重ねて今のような関係になったのだろうか、と思いを…

VIO脱毛と男性尻ケアの必要性

10月中旬にVIO脱毛に行ってきた。当初はレーザー脱毛を計画していたけど、笑気麻酔をしても痛みがあるレーザーを自分の竿やアナル周辺に照射するなんてなんか怖い。なので、まずはハードルが低いワックス脱毛でVIO脱毛をやってみることにした。自分は竿まで…

株式投資での目利き力:出会い系アプリへのインプリケーション

ヒデ;証券会社で何してる? 自分は証券会社で働いているが、ヒデ、一体証券会社で何しているの?と良く聞かれる。自分の仕事は、ある上場している会社についての投資調査を行なって、年金基金や投資信託を運用している運用会社に、投資の助言を行うことが仕…

ジムでウェイト上げながら愛を乞う人

7月からツイッターで見つけたゲイのパーソナルトレーナーさんにウェイトトレーニングをお願いしている。これまで家の近所のパーソナルトレーニングジムに通っていたけど、1) やたらと彼女いますアピールしてきて、ゲイだと見破られていた事(多分)、2) 皆さん…

『きのう何食べた?』とシンプルな愛情の尊さ

民放番組見逃し配信アプリTVerは秀逸 うちにはテレビが無い。仕事柄、TV番組をチェックする必要もあるし、見たい番組もある。そんな時はテレビ番組見逃し配信アプリのTVerを使えば大丈夫。コマーシャルが出てくるけど、無料だし、過去のエピソードも遡れるの…

セックス格差: ゲイ市場へのインプリケーション

今回の内容 『インターネットは、現代社会にばら撒かれた、アヘンである』(藤沢数希氏)を読んだ https://cakes.mu/posts/7181 藤沢氏は、心理学や生態学に基づく男女の恋愛理論「恋愛工学」を提唱。バックグランドは元外資系金融のトレーダー出身。恋愛工学…

お祈り後からの就活

2018年はブログ活動していなかったわけだが、出家したとか、悟りを開いた、という特段の理由があったわけではない。2017年に記事を数本このウェブサイトでリリースしたが、お金で愛を買おうとし、たまに現れる自分に好意を示してくれるゲイ男にのめり込んだ…

恋愛就職活動 - 2017年の反省と今後の対策

Tokyo HideOutのブログを開設してほぼ1年が経過。当初はアプリによるゲイの恋愛活動を大学生の就職活動に見立てて、恋愛就職活動という記事を書いた。我々ゲイの人間関係とインターネット(今ではスマホアプリ)の関係は不可分で、そこでの我々の行動、感情…

リスクテイク

僕は証券会社で勤務しているが、よく友人から「ヒデってどういう仕事してるの?」と聞かれる。平たく言うと、上場している会社の事業を分析して、この先3年の業績予想を作り、1年後の会社の株価はこうなりますよ、というレポートを書く仕事をしている。お客…

ダウントンアビーSeason6とゲイカミングアウトの件

NetflixとHuluでやっとリリースとなったダウントンアビーの最終シーズンであるシーズン6。前回シーズン5と同じ年代で1925年の第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期を描いたシーズンである。シーズン6では労働者階級の台頭と貴族の没落が顕著となり、舞台…

ゲイ辞職

突然だが、ゲイを辞めようと思う。とは言っても、異性愛者へと転向するということではない。主な内容は以下の通り; 1) 先ずは、ゲイコミュニティから距離を置くこと(特段参加もしてこなかったが);これまで、ゲイコミュニティには馴染めない、コミュニテ…

5年に1度の周期

ゲイの恋愛は選択肢が限られている事を知っているから、両想いで良いなぁと感じた関係でも、タイミングや相手の状況次第で物事が進まずに立ち消えになってしまうような案件が、5年に一度は有る。そんな時は非常に遣る瀬無い。まあ相手が積極的に来ないという…

お金で愛を買う(ゲイ40代編)

ゲイで言う所のマッサージとは、手こきで行かせてくれるか、挿入有りのサービスの事を指す。港区に引越す前から相性が良かったゲイのマッサージ師Tさんは、特段外見がタイプ!という訳ではなく、性格とエッチの相性が良い事から、かれこれ2年くらいお世話に…

Looking - ゲイドラマ

HBOのゲイドラマLookingに最近ハマっている。このドラマはゲイに絶大支持を誇るABCドラマGleeのJesse役で有名なJonathan Groffを主演とし、サンフランシスコのゲイシーンを描いたテレビドラマである。しかし、これはドハマり過ぎる。HBOの陰謀だとさえ思えて…

ダウントンアビー S5の件

ダウントンアビーのシーズン5がネットフリックスでもやっとリリースされ、気になっていた続きをやっと観ることができた。シーズン5の舞台は1924年のイギリス。労働党が史上初めて政権を獲得し、マクドナルドが首相となった時期。女性の社会的地位向上意識の…

ゲイお見合い

巷で既にメジャーとなった男女の結婚相談ビジネス。周囲にも利用している男女はそれなりに増えてきたと思うし、アラサーの女性にとっても一つのツールとなりつつあるようだ。昨年ひょんな事から、ゲイ専用のお見合いサービスをネットの検索広告で発見し、好…

性産業の転換点(妄想)

アルゼンチンでの男性ストリッパーパーティーの体験談をアラサー女性がブログで記載。アルゼンチン男のストリッパーが筋肉男でチンポがでかい?いや、そんなん知っとるがな、と。日本ではなかなか味わえない貴重な体験って、そんなん知っとるがな…巨根でオー…

お金で愛を買う(忘却編)

周囲にスポンジからケーキを作る人員がいないようで、クリスマスや誕生日にケーキを作る要員として駆り出されることがたまに有る。アラフォーのゲイがケーキを作っても特段新鮮味はないが、パーティーなどの状況で、ケーキを出すとみんな喜んでくれるし、そ…

冷静と強欲の間

証券会社で勤務し始めて5年程度になる。ニートへの憧れを常に保ちつつ、日々朝07:00くらいから夜中まで働く日々は、慣れるまで正直時間がかかった。とは言え、今でも直ぐに辞めてニートになりたいという夢を抱き続けている。周囲のエリート人間に疲れ1社目を…

ゲイとしての人種指向性

ロンドンやニューヨークでゲイアプリを開いてその日の男探しをしている最中で自然と気付いていたことがあるが、ロンドンとニューヨークではゲイメンバーのプロファイルに "Only white and Latino, please"と平気で言っている人を結構な確率で見受ける。欧州…

セックスコモディティ化の果てに在るもの

先日会社のセールスの先輩と話していた時に、ふと家で仕事をしているかという話になった。「実はさ、俺家にパソコンないんだよね」「えっ、じゃどうやって抜いてるんですか?」「いや、実物呼ぶか、スマホでやってるよ、笑。でも最近は、セクフレでもそれな…

村社会との境界線 - 東京都 新宿

訪日外国人観光客が2,000万人を突破する見通しで、2013年ビザ緩和以降の東南アジア、中国からの外客数はうなぎ登りで増加しているようだ。一時期話題にもなった、中国からの訪日観光客による「爆買い」も沈静化し、消費行動には一旦の落ち着きが見られている…

預貯金と筋肉

ゲイにとっての筋トレは預貯金よりも心強い存在価値を担保する必須項目だ。随分前にゲイの先輩が「筋トレはゲイの嗜み」だと宣ったが、僕は「筋肉はゲイのプライド、存在価値を担保する有形固定資産」と名付けたい。出会いの確率が増え、友達からも一目置か…

お金で愛を買う - case3 ヒモのバンドマン

30代前半から自分のどうしようもない底辺な人間性を省ずに、お金で何とか関係を繋ぎ留めようと必死になっていた自分。様々な言い訳を続けては、お金で愛を買う行為を正当化してきた。今回は一応これまでの『お金で愛を買う』ケースの最終回。ヒモのバンドマ…

お金で愛を買う(番外編) - 在韓の東欧人 (裁定取引)

2012年の夏、日本と韓国の間では、日本海の領土問題に関して紛争へと発展しつつある緊張した関係が続いていた。そんな領土問題で緊張しまくっている雰囲気の真っ只中、夏休みを使って自分はソウルへと飛び立っていた。目的は一つ: ソウル近郊に住むポーラン…

ゲイ恋愛就職活動 - 補欠候補

就職活動にお決まりの、「今回は誠に残念ではございますが、採用/選考を見送らせて頂く事となりました。貴殿の今後のご活躍をお祈りしております」という不採用、選考落ちの所謂お祈りメール。完璧に行ったと思ったはずの面接の後、数日してからこのようなお…

自己承認2 - ウェイトトレーニングの先に有るもの

大学時代バイト先のI先輩は、学生という身分にも拘らず個人家庭教師で給料を稼ぎ、その殆どを高い服に使っていた程のお洒落な人だった。モッサい眼鏡男だらけの大学のキャンパスで、シンプルでいて良質な素材で作られているであろうジャケットや靴を身に纏っ…

お金で愛を買う- Case2 (Part2) 外房の米国人

お金で愛を買うCase2 (Part1)はこちら http://hide0016513.hatenablog.com/entry/2016/12/10/001128 「日本食の甘い味のものが食べられない」とおっしゃる白人Kは、甘辛なんて物は食べられない。蕎麦のカツオ出汁も勿論ダメ、テリヤキもダメ。好物はマクドの…

お金で愛を買う- Case2 外房の米国人

愛を買うとしたら、何処まで人間は行けるだろうか。あ、行けるとは距離的な移動の話である。僕が当時世田谷の二子玉川に住んでいた頃アプリで知り合ったブロンドのアメリカ人Kがいた。僕は二子玉川〜外房まで、挿入を求めて移動していた。 ブロンドでガタイ…