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Tokyo HideOut

アラフォー外資系金融勤務のゲイHideが描く日常

預貯金と筋肉

ゲイにとっての筋トレは預貯金よりも心強い存在価値を担保する必須項目だ。随分前にゲイの先輩が「筋トレはゲイの嗜み」だと宣ったが、僕は「筋肉はゲイのプライド、存在価値を担保する有形固定資産」と名付けたい。出会いの確率が増え、友達からも一目置かれる事で、プライドを支える重要な柱となる。一時期、僕は「エリートゲイ」や「セレブゲイ」と名打ったが、資産や地位があったところで、結局は若いGay Prostituteの餌食になり、金を持っていかれるだけだ。という事で、ゲイ市場のピラミッドに君臨するのは、「若い、筋力、外見」という要素が必要になると思う(って至極当たり前?)。

 

ゲイは非常に欲張りな生き物なので、資産があったところで満足はしない。外見も良いと言われたいし、モテているとも言われたい、良い仕事をしていると言われたい…男女問わずこれは同じだろうが、ゲイでは(特にNYCやロンドンなどの都市)顕著に現れる現象でもあろう。そう考えると、我々のライフスタイルは、生殖行動もせず、後世繁栄にも何ら貢献しないにも拘らず、非常に高コストなものだ。

 

しかしながら、考えてみてほしい。服飾産業、ホテル産業、旅行産業、不動産産業の方々は、ゲイセグメントをもう少し真剣にターゲット層として取り込むべきだと思う。可処分所得もあり、育児もしないので有れば、こんなに格好な消費ターゲットはいないだろう。ちょっと高いけれど、デザインには小煩いゲイの御仁は、通常のカップルが家具に使うお金の一桁上を行ってもおかしくない。旅行に行けば、みんなほぼ一般人なのに、高いホテルに泊まらないと満足しないし、デザインもオシャレでないと見向きもされない。

 

これはパートナーを求める上でも同じだろうし、「お互いを高める」というプロファイルでよく見かける自己紹介文にもそれが現れていると思う。しかしお互いが加齢するにつれて、それらの魅力も薄れて行くはずだ。この様な考え方は果たして今後もワークし続けるのだろうか。筋トレをしても自らの外見の衰えを補填をできないくらいに年をとった時が、ゲイの寿命だと、個人的には感じる。それはいくら金融資産、不動産があったところで、補填できるものではない。

 

NYのセレブゲイ達がやっている様に、自分もボトックス注射を5年後には打っているのだろうか。髪が薄くなっても、愛おしいと思える様な愛を多くのゲイ構成員が感じずに、一部の妄想を抱き続けている現市場が今後も継続すれば、お互いを傷付け、排除する様な世界になってしまうのだろうか。ストレートの男子が、グラビアアイドルや爆乳の姉ちゃんでこっそり抜いていても、現実の小煩い嫁と向き合えているのは、そこに家族という現実が有るからである。

 

以前は誰かと出会っても、「思っているのとは違う」と思っていたが、自分の市場感ってこんな感じだよね、と目の前の現実を認めて、身の丈の恋愛観を醸成していく事が重要だと思う。マッチョなGoGoBoyの様なゲイも結構だが、結局の所僕にとっての現実ではない。預貯金も結局は枯渇する時期が必ず訪れる。外見の手入れも、自分の庭の雑草を取る様なもので大事だが、それ以上に失ってはいけないのは、友情であれ愛情であれ、居てくれたり、気にかけたりしてくれる人への思い遣りや感謝なんだと思う。

 

そんなのできてねーのテメーだけだろ、と言われても仕方ない。ゲイ友と会うと、「アプリで会ったとんでもない人体験談」を聞かされるが、自分がそう話されていると想像するとやりきれない。今年はゲイ同士のディスリスペクトは、なるべく封印しようと思う。

 

(本日の一軒)
ルソイ 目黒

 

東京で一番美味しいカレー屋どこ?と聞かれると、適当にここでは?と答えていたが、あながち間違いでもないような気がしてきた。目黒にあるカレー屋で、怪しいインド人オーナーがフロアを仕切る、東京のカレー有名店。自分はここのダル(豆カレー)が一番好きだ。八重洲や銀座にもオススメはあるが、食べ易く、且つインドっぽいカレー屋はやはりここでは無いだろうか。

 

ルソイ
03-5487-5602
東京都目黒区下目黒1-3-28 サンウッド目黒 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13004816/