Tokyo HideOut

アラフォー外資系金融勤務のゲイHideが描く日常

性産業の転換点(妄想)

アルゼンチンでの男性ストリッパーパーティーの体験談をアラサー女性がブログで記載。アルゼンチン男のストリッパーが筋肉男でチンポがでかい?いや、そんなん知っとるがな、と。日本ではなかなか味わえない貴重な体験って、そんなん知っとるがな…巨根でオーガズムが得られると思うのなら、積極的に自身を輸出すべきだ。日本の婚活市場に興味が無く、マッチョで巨根のラテン男に跨りたいという願望を持って何が悪いのだろうか。

http://sekaishinbun.net/2016/03/18/hot-argentinian-stripper/ 世界新聞: 美男都市ブエノスアイレスでアラサー女男性ストリップを見てきた

 

男女の機会均等、平等化というのなら、「いやちょっくら歌舞伎町のアルゼンチン男性ストリップバー行ってくるわ」、「今夜?悪りぃ、エリカと新宿の白人もっこりお触りバーなんだ」、などというvenueが出来ても良いのでは無いかと感じる(ゲイでも入って良いのなら自分も週一で通いたい)。挿入という物理的な接触がない事や、そもそもちょっくら抜くという感覚が女性にも有るのかどうかゲイの自分はよく分からないが、既述のブログのような女性が居れば、一定のマーケットは有るだろう。

 

そういうサービスのローンチに向けてどのようなターゲット層が想定できるのだろうか。女性用風俗では普段あまり男性との接触も無い、ましてや白人さん?というような女性向けにクローズドイベントとして、アルゼンチンストリッパーやもっこりバーをやっても良いと思う。男性用でもそうだが、風俗ってそういう性サービスとは遠いポジションにいる人達のためのものでも有るし、これを機に海外に自分輸出!というきっかけになっても良いのでは無いか(なんて滅茶苦茶な動機付け…)。

(肉食系女子、世界男狩りの旅)
https://cakes.mu/posts/11761

 

しかしながら、白人ストリッパーの雇用にはある程度のコストがかかるし、東京に呼び寄せる事で彼等には相応のプレミアムを給与に乗せないと来てくれないだろう。デフレ脱却出来ていない日本で果たしてこのようなサービスが成り立つのだろうか。白人ではなく日本人マッチョ男を集めて、インバウンド向けサービスで高めの料金を設定しても良いかもしれないが、アジアの性産業では価格面でバンコクにかなうものはない。やはり東京でのサービスローンチは現実的ではないのだろうか…

 

今後インターネットが我々の生活に浸透していく中で、IoT(物のインターネット)、人工知能といった技術がより身近なものになる事は不可避な傾向と認識していて良いだろう。コールセンターのようなバックオフィスが人工知能に取って代わられる事は既に起こっているし、ロボティックスオートメーションによる様々な作業の自動化、Amazonによる無人化コンビニ、ハウステンボスにあるほぼロボットだけで運営している変なホテル、などなど。労働人口の減少を補うソリューションとしてこれら技術の台頭が期待されるが、一方で僕が属している金融業などでは、バックオフィスの自動化による雇用者の絶対数減少という負の側面も認識しておくべきだ。

 

このようなトレンドの中で、人間にしか出来ないこととは一体何なのだろうか。僕も未だ人工知能については初期の自習段階であるが、芸術、創造といった分野は今後も付加価値を認められ続けるし、僕が週末行っているような整体のような手技を必要とする職業、医療行為についても存続し続けるのではないか。またVR(バーチャルリアリティ)によってより生に近い性行為は体験できる可能性も出てきている。インターネットによりTSUTAYAでモジモジしながらエロビデオを借りる必要は無くなったし、ゲイビデオもダウンロードでほぼ揃うようになっている。特に海外のゲイ向けエロコンテンツはここ数年で大きなクオリティの進化を遂げたと感じる。とは言え、生身の人間を求めるという根源的な欲求は果てないだろうし、そういう事から性産業自体も最終的にはゼロとはならないのではないか。

 

女性の性体験解放とゲイライツの実現には、各種要素である種の相関性も見て取れる。現状の性産業は若年層の消費行動変化や人口減少により衰退していると聞くが、そもそも性産業は男性用だけのものではない。IoTはじめとしたインターネット普及による産業構造の変化は、性産業のポジションを再定義する機会になり得ると期待している。女性向けソフト風俗がもう少し拡大すれば、社会的な性産業のイメージも若干変化し、産業としての再成長も期待できるのかもしれない。メディアでの女性エロトークは、大久保佳代子壇蜜いとうあさこのような一部の芸人や業界人に限定されているのが若干残念な現状だが、これにオネエ系ではないテレビ映りの良いゲイでもぶち込んで、白人のもっこりでも触りながらトークイベントをしても良いだろう。

 

開けっぴろげにエリカとユキが白人もっこりバーに行くには、サービスのローンチも含めてすぐには実現しないだろうが、東京にもそのようなムーブメントが来る、と密かに期待している。そういう期待も含めて、今年の自分の誕生日は、海外のバチェロットパーティーのように男性ストリッパーを呼ぶ予定だ。

 

(本日の一軒)
大五 白金高輪

 

白金にあるとんかつの名店。ランチ時は行列必至。お肉のクオリティが高く、分厚いとんかつと大量のキャベツが嬉しい。夜は一品料理も充実しており、しっぽり飲みたい場合も対応可能。揚げ物はちょっと…というゲストが居ても小料理でカバー可能。大将の安定感あるキッチンと女将の仕切りも小気味良い。

 

大五
03-3444-2941
東京都港区白金1-25-21 日興パレス 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13007156/