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Tokyo HideOut

アラフォー外資系金融勤務のゲイHideが描く日常

お金で愛を買う - Case1 マッサージ師

お金で愛を買う事は出来るのか?はい、勿論出来ません… とは分かっているものの、自分には直近まで3回、愛をお金で買おうとした愚行の過去がある。僕は3件とも傷ついて終わり、その後、頭がおかしくなった。今回はその中でも一番軽症な直近のCase1 - タイマッサージ師Sさんの件。事の顛末の要約は、仕事としてエッチな事をしているであろう人に対して、あろう事か真面目なデートができたらなぁ、と童貞男子並みの妄想を抱いて、それがあっさりと仕事として処理され、コミュニケーションも断絶されて終わったというケース。35歳にしてこの愚行、痛すぎます。しかしね、最初から射精させられるなんて想像してなかったし(いや、少しばかりは期待はしてたよ)、何よりパッケージ化されたエッチはやりたくなかったのだ。じゃあ射精サービス100%無い普通のマッサージに行けよ、と突っ込まれるであろうが、単に僕は寂しかったのだと思う。お金を払えばゲイのイケメンと会話ができる、という悲しい現実。ちゃんと話せるゲイ友が居ればよかったのかも知れないが…

 

出会いのきっかけはアプリ
我々ゲイが日常的にログインする出会い系アプリ、そのうちでもメージャーなアプリの一つJack'dでの事。Sさんとの接触もそのアプリを通してであった。彼の外見を形容すると、髭面の無骨な中年イケメン、オシャレそうで優しそうな第一印象を受けた。インスタのアカウントもあり、彼のセンスの良い日常がそこから垣間見れる。日々のご飯や使っているもの、旅行で訪れたと推測されるアジアの風景。僕は簡単な挨拶がわりに、「インスタの写真素敵ですね」と短いメッセージを送った。すると翌日彼から返信が来ており、「見て下さって有難うございます!」との返信が。プロファイルをよく見ると、タイマッサージ師をやっているとのこと。「どんな人なんだろう。」僕は好奇心に駆られて、彼のタイマッサージセラピーを予約した。

当日は爽やかに晴れた秋晴れの10月下旬の土曜日。午前中の予約を目指して広尾から彼の指定した場所まで歩く。到着したのは普通のマンション。少し緊張しながらインターフォンを押すと優しそうな男性の声がした。この人がSさんか。しばらくすると髭を生やした優しそうな背が高い男性がドアを開けて姿を現した。部屋の中はすごく良い香りに包まれている。恐らく自宅だろうか。家具もオシャレで非日常的な空間がそこにはあった。

やや密着するタイマッサージは至極普通に進み、足の無垢みを取り除く事から始まって行った。途中で股間近くにも触ってくる時はあったが、特段のハプニングは無し。最後はハーブティーを飲みながら軽く会話を交わして、彼の部屋を後にした。「爽やかで良い人だったな、もっと会話をして彼の事を知れたら良いのに…」特段エッチな事は期待していなかったが、僕は彼の事をもっと知ってみたかった。「どんな人なんだろう。」そんな事を考えながら2週間ほど経ったある日、また僕はSさんに次回のタイマッサージセラピー予約のメールを送っていた。